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カンボジアの友と連帯する会

2015年の支援

 かんぼれんは立ち上げた当初より「人間を中心にした」活動を支援することを目指してきました。2015年はイエズス会サービス カンボジア シソポン事務所(以下JSC)プロジェクトの中から、開発支援では貧しい人や障がい者の家・トレイの建設・牛銀行に、教育支援では136人の子どもたちに支援を行いました。2016年のツアーでは、タイ国境近くの障がい者の家やトイレ、牛銀行を訪問し、支援先の人々の話を伺ってきました。

 なぜJSCは教育に力を注いでいるのか?
1975年4月にポル・ポトを中心とした軍はプノンペンに入場し、実質的にポルポト政権が成立しました。しかし、1979年1月にベトナム軍に支援されたヘン・サムリンなどの軍がプノンペンに入場し実質上ポル・ポトは政権を失いました。ポル・ポト政権は3年9か月の間に教育制度をなくし、数多くの教育者・教師を殺させ、学校の建物を破壊させました。
その後、カンボジア内の紛争は長年続き、1991年秋にようやく紛争に関わっていた4派により「パリ和平協定」が調印され、1993年5月に総選挙が行われました。言うまでもなく、その間正式な学校教育はほとんど行われていませんでした。
 シソポンはBanteay Meanchey州にあります。Banteay Meancheyとは「勝利の要塞」を意味しますが、今は勝利や要塞の全くない、カンボジアの中でも最も貧しい州のひとつです。そして、子どもがいなくて閉校せざるをえない日本と違い、子どもがたくさんいるのに、未だに小学校のない村があるのです。
JSCでは、貧しい人々の自立のための支援をするとともに、将来を見据え、子どもたちの教育に力を入れています。かんぼれんもその方針に賛同し、さらに多くの子どもたちが教育を受けられるよう協力し続けたいと思います。

Sok Eng(ソク・エン)さんの定年退職 
シソポンの責任者であり、かんぼれんとの橋渡しをして下さっていたソクエンさんが2016年3月で退職されました。ご自身がクメールルージュの迫害を受け、大切な家族も失いながら、内戦後、22年間JSCシソポンの責任者として、最も貧しい人々のために働いてこられました。
 私たちがソク・エンさんと出会ったのは、2003年社会司牧センターのスタディツアーで初めてJSCのシソポン事務所を訪問した時でした。わずか2時間程度の訪問でしたが、ソク・エンさんからタイ国境に近いシソポンの最も貧しい人々や対人地雷の被災者である障がい者への支援、学校のない村での小さな小学校造りなどの活動を伺いました。その時に細やかな活動計画と記録を拝見し、ソク・エンさんをはじめスタッフの熱意と献身的な働きにツアー参加者一同感銘をうけました。
 そして、シソポンでの活動を支援したいと、かんぼれんを立ち上げることになりました。以来13年、かんぼれんのスタディツアーでは、毎年シソポンを訪れ、ソク・エンさんの案内で前年にかんぼれんが支援した各プロジェクトを訪問してきました。次の年の支援先と予算についても、率直に話し合い、時には私たちと村人とが話し合う場をつくる等、情熱的に関わって下さいました。かんぼれんの願いである『シソポンの人たちと連帯する』ことができたのは、まさにソクエンさんのお蔭です。心より感謝をしています。  

1.開発部門

○障がい者のための家          5軒
○貧しい人のための家          5軒
○障がい者用トイレ           5家族
○牛銀行                30家族


障がい者のための家 
   


貧しい人のための家
   


障がい者用トイレ

シーク・マオさん
1987年に地雷で左足を失い、義足で生活をしています。トイレが遠く藪の中にあり、時には自転車で行っていました。トイレは材料の提供だけでしたが、使いやすいように腰の高さに合わせて便器を設置していました。水洗も使いやすいと、ツアー訪問時に話してくれました
 

牛銀行
牛銀行の発展
かんぼれんは2006年から牛銀行の支援をしています。当時、障がい者5家族に支援をし、4年後までにそれぞれの家族は2頭の子牛をJSCに返し、その契約が終わりました。現在までに、かんぼれんでは17家族に牛を貸し出しましたが、牛銀行のプロジェクトにより32家族が助けられているそうです。
 

2.教育部門

○教育支援(学用品)       40人
○通学用自転車         36人
○奨学米(米による教育支援)  20人
○奨学金 小学校2−3年生    5人
○奨学金 小学校4ー6年生   28人
○奨学金 中学校1年生      4人
○奨学金 中学校2−3年生     3人

 
教育支援@(14歳)
 
教育支援A(9歳) 


 
  通学用自転車@(14歳 学校まで9km)
 
 通学用自転車A(中学生)


 
奨学金(米による奨学金)
 
奨学金(12歳)



3.Light of Mercy 子どもの家

   
JSCが運営するプノンペンにある障がいのある子どもの養護施設。身体障がい、視覚障がい、聴覚障がいなど様々な子どもたち30人以上が生活しています。毎年ツアーで訪れるとカンボジアの伝統舞踊や音楽の演奏などで大歓迎してくれます。

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